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Preparation

​NYCへの渡航準備

合格後も意外と時間はなく、特に初めての海外居住の場合は思った以上に渡航準備が大変です。

ここでは必要最低限の渡航準備について簡単にまとめましたので渡航準備の参考になれば幸いです。

渡米前

ビザ関連
米国に長期滞在するためには以下のアイテムが必要です。上から順番に必要になると考えてください。
・有効期限内のパスポート
・I-20
・F-1( or J-1) ビザ(ご家族はF-2 or J-2)

パスポートの準備が終了したら、アプリケーションフォームに従いI-20の申請をしてください。過去は郵便のみで受領でしたが、現在はEメールでも送信してくれます(コロナが完全に収束した場合、再度郵送のみに戻る可能性はあります)。I-20を受領できたら、ビザの申請が可能になりますので、そちらを進めてください。おおむね以下の資料が必要になります。
必要書類
・ パスポート
・ カラー写真(5cm×5cm、背景白、眼鏡着用不可)
・ I-20
・ ビザ申請料領収書
・ 非移民査証申請書(DS-160)
・ 財政証明書(財政証明レターで代替可)
・ SEVIS領収書(面接の3営業日前までに支払い完了していること)

大使館面接は時期によってはかなり混雑しており、早めに済ませておくのが吉です。(なお、2022年12月31日までの期間、日本国籍の方で、F、Mまたは一部のJビザを初めて申請または更新する場合、条件を満たしていれば、面接を受けずに郵送でビザを申請することができるようです)

予防接種
ニューヨーク州の規定に沿った予防接種記録の提出が必要です。関東にお住まいであれば「医療法人 霞ヶ関ビル診療所」がおすすめです。留学先の大学を言うだけで必要な内容を準備してくれます。他の病院、診療所でお願いする場合、以下のNYUのサイトを参考に相談してみてください。
https://www.nyu.edu/students/health-and-wellness/next-stop-health-requirements/immunization-requirements.html

医療保険
医療保険の加入が必須となっています。NYUが学生向けのプランを用意してくれていますので、そちらに入るのが無難だと考えています。ただし、会社の規定等で別の保険に入ることが決まっている等があれば、その保険が適格かどうか大学の審査を受ける必要がありますので、以下のサイトを参考にしてみてください。
https://www.nyu.edu/students/health-and-wellness/student-health-insurance.html

国際免許証
ニューヨークに住むにあたって、基本的には車は不要です。むしろぜいたく品となります。ただし、旅行なのでレンタカーを利用することがあるかもしれませんので、国際免許証を持っていけば、いざというときに頼りになります。(ただし国際免許は有効期間が1年ですので注意が必要です)    

 

渡米後

電話番号取得
いろんな登録や申請にあたり、米国の電話番号がかならず必要になりますので、渡米後すぐに米国用の電話番号を取得することをおすすめします。ネットで検索すれば、日本にいるときから予約しておけるものもありますし、渡米後Best buyのような電気屋でSIMカードを購入して利用することも可能です。SSNのない方はプリペイド型しか購入できないので、その点だけは注意してください。

銀行口座開設
住居の契約にも必要なので、電話番号の次は銀行口座開設することをおすすめします。聞いた限りでは、CitiもしくはChaseで開設される方が多いようです(Bank of Americaでも開設できると聞いています)。Citiの666 5th Avenue brunchでは日本人の方がいらっしゃるので、海外生活がはじめての場合、ここで開設相談されると安心かと思います。オンラインでアポイントメント予約してから行くのが、確実に日本人テラーの方と相談できる鍵です。

 

住居
MBA生向けの学生寮はなく(条件によってはLaw School生用の寮を申込むこともできますが)、原則として民間のアパート等に入居することとなります。NYは住宅事情が逼迫しており貸手優位なため、初めてNYで住居を探す方の多くは、日系不動産屋を利用して賃貸を探しています。特にご家族がいる場合、日本語のアフターサービスも充実しているのでおすすめです。googleで”ニューヨーク”、”賃貸”と検索いただければ、大手からローカルな不動産屋がみつかりますので、その中でいろいろ検討してみてください。単身の方でもっと安く過ごしたいという方は、ルームシェアという手があります。こちらも日本語のサイトで掲示板タイプのものや、会社が紹介しているものがございますので、そのようなところから探すのが初心者にはおすすめです。上級者であれば、英語の掲示板やSNSで探すということも可能かと思います。
またどの地域に居住しているかというと、かなり様々です。NYUは非常に便利な立地にあるため、地下鉄を利用すれば、近隣のどこの地域に住んでいてもアクセスが可能です。マンハッタンのダウンタウン、ミッドタウン、ブルックリン、ルーズベルトアイランド、ハドソン川近辺のニュージャージーあたりが日本人は多いと感じます。ただしNYUに近いダウンタウンのグリニッジビレッジやイーストビレッジ、SOHOあたりは家賃が世界最高峰なので、これらエリアに住みたい場合は、ルームシェアをしないと住むのは厳しいかもしれません。
家具は備え付けの家も多くありますが、もしそれがない場合、帰国時の利便性からレンタル家具を選択される方も多いと思います。レンタル家具であれば、電話一本で全ての家具を引取りに来てくれます。もちろん譲り受けたり、購入しても全く問題ありませんが、帰国時に他の方に譲ったり、捨てたりの作業を全て自身で行わなければいけなくなり、ニューヨークでは作業が大変になりますので(自家用車がない等)、その点は注意が必要です。

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