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UNIQUQ ACADEMIC OPPORTUNITIES

(1)マンハッタン・アドバンテー ジ
多くの方々もご存知のとおり、SternといえばFinance分野が非常に有名です。Corporate Finance / ValuationのDamodaran教授を筆頭に充実した教師陣、卒業後は投資銀行やヘッジファンドに行く学生達、そしてファイナンスビジネスの中心であるウォールストリートとの強い関係。この3要素が全て凝縮し、Sternの地位を不動のものにしています。更に、近年はファイナンス以外の分野にも注力し、成果をあげています。特に、ニューヨークという地の利を活かした、マーケティング、メディア・エンターテインメント、不動産の分野では、全米でもユニークかつ先進的な授業が充実しています。 

(2)パートタイム生の存在/他の学部院との連携
Sternは全米最大のパートタイムビジネススクールとしても有名で、昼間はウォールストリートやミッドタウンで働いている人々がナイトクラスでは一緒のクラスで学ぶ相手となります。クラスメイトからビジネスの生の息遣いを感じることができるのは、Sternならではの醍醐味です。また、全米トップクラスのLaw School、Tisch School of Arts(芸術院)やWagner School(公共政策)との共同授業を取ることも可能で、他学部との交流の中でダイナミックに学ぶことができます。 

 

(3)ケースと理論のバランス
Sternでは、講義をベースに理論を着実に身に着ける授業と、ケースディスカッションを通じて理論の活きた展開を学んでいく授業が、バランスよく配置されています。ビジネススクールの中には、ケースディスカッションをほぼ主体とした授業を行うところもあり、それはそれで非常に有用であると思います。しかし、実際に授業を受けた経験からいうと、バランスよい組み合わせこそが最大の効能をもたらすのではないかと感じます。特に、ケースディスカッションではなかなか活躍できず消化不良に終わってしまう人にとっては、具体的に身につく実感のある講義形式の授業は欠かせません。講義形式といっても、相当Interactiveなものが多いです。

(4)グループスタディと協調性
授業の多くにおいてgroup paper, presentation等のgroup workがアサインされ、それに伴いstudy groupが形成されます。入学直後のオリエンテーションおよび秋学期(Core科目中心)は、学校から指定された5〜6名のグループで課題に取り組むこととなります。このグループは、学校側が意図的にバックグラウンドの異なる学生をミックスするように作っており、学生それぞれがMBA生活においてどのようにグループやクラスに貢献できるか学べる絶好の場所となっています。1年生の春学期以降は授業ごとに自主的にグループを形成することが求められており、授業によってはこのグループのマネジメントをうまくできるかどうかで、成績や授業で学べることの深みが大きく左右されます。Sternで幾つものグループを作って感じたことは、Sternの学生は非常に協調性が高いということです。Sternは社交的な、イージーゴーイングなタイプが多く、あまり競争ギラギラ的な学生はいないように思います。

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