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基本情報

性別 男性

入学時年齢 34 (合格時33歳、入学一年延期)

海外経験 4~6歳米国(記憶にはない)、旅行・出張程度

最終学歴 法学部

試験スコア GRE 319 (V149, Q170)、IELTS7.0 (R7.5/L7.5/S7.0/W6.0)

バックグラウンド 地方銀行法人営業、データベースマーケティング、DX・オンライン商品開発

塾・カウンセラー Agos

 

学校選択

WHY MBA

直近の業務が、データ活用、オンライン商品開発、フィンテック関連等、社内には例のない取り組みが多く、社外の人と協業していくための知識が必要であり、一度きちんと社外で学ぶ必要性を感じていた。加えて昔から漠然と留学はしたいと思っていたので、年齢的にも最後のチャンスだった

 WHY NYU

1.データ分析・フィンテック・テック関連の授業が充実(テックMBAが併設されている!)

2.ロケーション。NYへの漠然としたイメージ(あと、あまり車を運転したくなかった)

3.家族帯同予定だったので、家族の強い希望

 

プロセス

2019年1月 会社で社費MBAの募集があることに気付き、軽い気持ちで応募

 

2019年2月 社費選考で面接に呼ばれるも、当時データサイエンスに興味があったため、MBA選考なのにMBA以外の院に留学できないかと話しをするも当然答えはノー

 

2019年5月 応募していたことを忘れていたが、選考を通過したことを告げられる(まだGMAT・TOEFLの存在を良く分かっておらず、足元のプロジェクトのほうが気がかり)。会社がAgosを手配してくれる

 

2019年6月 本格的にAgos通学(当時TOEC830程度)と同時に今更ながらMBAについて真面目に調べだす

 

2019年7月 TOEFL初受験72 比較する仲間もいないため、焦りもなく、そういうものかと思う

 

2019年8月 TOEFL 2回目84 一カ月に10点上がれば、あと2か月で100か、などと勘違いする

 

2019年9月 やっとTOEFL90(この頃Agosで多少知り合いができて、他の受験生が既にGMATのスコアメイクが完了していることに愕然とするが、GMATにたどり着けない)

2019年10月  TOEFL95ぐらいになる。順当に行くと間に合わないので、試しにIELTSも受けてみる(しかし初回6.0…涙)

 

2019年11月 そろそろGMATが相当まずいということで、とりあえず試しに受験してみるが、まさかの(当然だけど)510に愕然とする(スコアキャンセルを知らず、無事公式記録に)。そして相変わらずTOEFLは90後半、一方でIELTSがなんとか7.0に

 

2019年12月 社費なのにどこにも出願できないという恐怖に苛まれる。出願できそうにもないのにエッセイを作成しないといけないという苦行が始まる。GMATだけじゃ心許ないのでGREを受けてみるも、状況は大して変わらず(換算620)。12月末に受けた3回目GMAT650でかろうじて2nd出願

 

2020年1月 年初にエッセイを出し終えてすっきりしてしまい、しばらく休憩。インタビューの練習をしようと思い、エッセイを見てもらっていたAgosのカウンセラーに基本的な作法や考え方について教えてもらう。スコアアップデートする必要があるのに、GMAT受けてみて点数が下がる。GMATとは相性が良くないな、と思いGREにメインにシフトするも318(V154, Q164、換算640 Qの失敗が悔やまれる)と、やはりあんまり変わらない

 

2020年2月 インタビューに向けて、そもそもネイティブと対面で話したことがないということに気づき、インタビュー一週間前からイングリッシュビレッジという格安英会話学校に通う。とても親切で、たまたまMBAについても知識のある先生と出会うことができ、非常に助かった。米国4校のインタビュー実施(現地2校、日本2校)。月末付近に受けたGREが319(V149, Q170、換算680)と若干アップデートできたので、インタビュー後だけど、各校に送付

2020年3月 幸いにも米国2校に合格し、とりあえず安堵。シンガポールのMBAも3月にインタビューし、無事合格。折角のチャンスなので、受けてみたい大学(+家族が住みたい街)に3rdで出願(徐々にコロナや暴動等で米国の情勢が悪化しつつあり、リスク分散の目的も)。NYUのPick Sixが気に入り、入学のエッセイというより、半分趣味で取り組む(頑張って6枚分イラストを描く)

 

2020年4月 3rdで出願した学校2校のインタビュー。1校合格

 

2020年5月 期待してなかったNYUからもインタビューインビテーション。コロナの情勢もあり、そもそも留学できるのか?という思いもあり、久しぶりのインタビューに大苦戦。

 

2020年6月 期待していなかったがNYUに合格。想定以上にコロナが拡大し、会社と相談して入学を延期。NYUが入学延期を受け入れてくれたため、他は辞退。もう一年受験継続することも(強くてニューゲーム!)できるのか、と一瞬だけ頭に過ったものの、これ以上の場所はないと思いNYUに進学先を確定


スコアメイク

米国のトップスクールを目指すには、元々の英語力も低く、比較的短時間の準備であったこともあり、とにかく時間がなく最後まで苦しみました。特に良いスコアでもなく、再現性もないので他の方を参照してください。一つ言えるとすると、スコアが多少足りなくても出願はしてみる価値があると思います。

 

エッセイ

NYUのPick Six Essayは自由度が高く、多くの日本人受験生が悩むところかと思いますが、「自己紹介」するつもりで、仕事以外のプライベートな部分を中心に作成すると良いと思いました。実際に入学後には、Pick Six を使ってスタディグループ内で自己紹介をすることになりますが、他の生徒はとてもプライベートな出来事や信念をベースに個性的なEssayを作成していました。

 

アドバイス・メッセージ

NYUは、一見すると高いテストスコアや金融やコンサルといったトラディショナルなバックグラウンドが必要のように感じる方もいるかもしれませんが、実際には色々なバックグラウンドを持つ学生が集まっていて、個性を尊重してくれる学校だと思います。トラディショナルなバックグラウンドや高いスコアがなくても、他の学生にはないバックグラウンドをアピールできれば合格できると思いますので、少しでも興味がある方は是非出願していただければと思います!

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